期待値で鯨になる

米国株・ETF・投資信託で資産を育てる合理主義投資ブログ。低コストという名の餌で巨大な鯨へ育てる観測日記。

AI半導体という名の錬金術:マイクロン急騰と我が子のキックに救われた夜

マイクロン・テクノロジー(MU)株価チャート:AI半導体需要による急騰の推移

主要なAI関連銘柄の動向:半導体セクターに集まる巨額マネー

市場を牽引するのは、もはや実需を超えた信仰に近い熱狂だ。今後の投資判断に影響しそうな主要銘柄の動きを整理しておく。

  • マイクロン・テクノロジー(Micron Technology)
    終値は+6.10%。HBM(高帯域幅メモリ)の需給逼迫が追い風。もはやメモリは空気と同じと言わんばかりの独歩高だ。
  • サムスン電子
    営業利益は20.1兆ウォン(約200%増)。来月からNVIDIAの次世代機Rubin向けにHBM4を量産出荷し、王座奪還を狙う。
  • エヌビディア(NVDA)
    中国へのH200輸出承認により、アリババ等の札束攻勢が再開。AI教の総本山は依然として盤石。
  • シーゲイト(STX)
    AI向けHDD需要で20%超の爆上げ。時代遅れの遺物をAIが再発明し、生産枠が完売するという珍事。
  • ASML
    受注高が過去最高。メモリ不足が2027年まで続くとの予測を盾に、高価な装置を行列のできる人気店状態で売りさばく。

次なる焦点はメタ(META):AI設備投資の見通し

市場の関心は、早くもメタ(META)のAIへの超巨額投資に移っている。2026年の設備投資額が最大1350億ドルという、国家予算レベルの数字に達する見通しだ。

時間外で株価が10%近く跳ねているのを見る限り、投資家たちはその巨額のお布施を快く受け入れているらしい。

私もその熱狂のおこぼれを頂戴したいところだが、今夜の最大の敵はマーケットのボラティリティではなく、隣で眠る我が子の右ストレートだ。

「意識を失ったまま謎のミーム株を掴んで真の自虐ネタを提供しないよう、今夜は物理的な防御を固めてから眠ることにする」

合理的投資家への道は、まず安眠の確保から始まるのだから。