今更ですが、日産について。
カルロス・ゴーン氏の問題後、大量に日産株を購入しました。
えーと、確か19年前日産が瀕死だった時にルノーが手を差し伸べてくれて日産は見事に息を吹き返しました。
カルロスゴーン氏が、 日産に入ったのは翌年のことだと思います。
日産は有利子負債が2兆円ありましたがたった5年でそれを全額返済しました。
すごいーですね。
ここからは私の考えですが、
私自身はカルロスゴーン氏がすごい才能があるとは思いません。
いや、あるのかもしれないが…
私的には、単純にカルロスゴーン氏は、元々日産に愛情がありません。既得権益や情に流されることもなかったと思います。
その点で リストラや工場閉鎖、 利益が出ない開発プロジェクトの中止、既存の車種を廃盤とすることに、 何らこだわりや躊躇はなかったと思います。
それが、本来やるべきことなのに、できなかったのが当時の経営陣ではなかったのでしょうか。
結局、誰かに悪口を言われるのが嫌。嫌われたくない。
あの人には良くしてもらった。。。
などと、ネガティブな意味での情や連帯感みたいなものにより、当時の経営陣は身動きが取れなくなったように思います。
あくまで個人的な予想ですが。
利益が出ないものに投資しないのが当たり前に思うのですが、感覚が違うのかな。。。
わたしも以前の会社でも、そういうところが見受けられたことが何度もありました。
時に情は必要かもしれない。
でも、やっぱりやる気のない人間や、利益を産まない所に情はいらないと思ってしまうのは私だけでしょうか。
口先ばかりで、頑張ってる、辛いと言ってる。でも、自分には、甘い人たち。
そして、それを見てみぬふりする上司、経営陣たち。
自分の仲良しの部下に特別扱いの上司。
自分にも甘い経営陣たち。
だから、多分あの会社はこれから成長できないと思う。
おそらく、やる気がある人がいても、誰かが足をひっぱる。(多分その人の上司かな)
いい人材はどこかで見切りをつける。
これは、私の投資家としての見解です。
ここには、絶対に投資しない。
そもそも、ここ数年すっごいボーナスタイムなのに何もできてない会社だしな。
本来なら、新しいこともやってないんだからもっと伸びてもいいはず。
ほんと、勿体ない。
あれ、なんか話が全然違う方向へいってしまった。